終活で相続を整理するすすめ
終活とは人生の最期が近づいてきたとき、まだ元気なうちに身の回りの整理をしていくことを言いますが、これをすることによって人生を振り返ることができ、また残していく家族が遺骨を洗うことを心配かけることがないようにしっかりと最後の準備をすることができます。
終活ではエンディングノートを用意して、その中に必要なことを書き留めていくと整理しやすくなります。エンディングノートは遺言書とは異なり、法的な拘束力はありませんので、自由に色々なことを書き留めていくことができます。その中には相続についてもきちんと整理していくことが大切です。まず今現在持っている財産について整理します。預貯金の状況や不動産、株式や有価証券、また債務やローンなども忘れず書き留めましょう。
インターネットバンクのように通帳がないものは、家族が後から見てわかるようにしてあげる必要があります。あるいは、解約して1つにまとめてしまうのも手でしょう。次にこれから入る予定のものがあれば、それも書き留めます。その上で、どのように財産を分与するか決めておきましょう。きちんと遺言書を作成する場合は、エンディングノートを参考にするとスムーズです。