生命保険を生前贈与に活用する

2023年6月6日

子供に対して生前贈与をしておこうかと考えてると、もしかしたら無駄遣いしてしまうのではないかと懸念することもあるでしょう。
やはり粉骨することや生前贈与するとなったらまとまった金額を贈与される訳ですから受け取る側の気持ちも大きくなり散財してしまうかもしれません。
そんな場合には、生命保険を活用した生前贈与がおススメです。

例えば自分が子供に対して生前贈与として暦年課税制度を利用し非課税になる毎年110万円までを贈与すると話し契約を結びます。
そして子供が契約者となり自分が亡くなった時のために生命保険に加入してもらい贈与されたお金をその支払いに使ってもらいます。
そうする事で自分が亡くなった時点で子供にはその生命保険金が入るので相続税の支払いにすぐ使える資金が準備できます。
相続税は申告期限、納付期限は相続開始を知った日の翌日から10ヶ月と意外に短いものとなっています。
しかも現金による一括納付が原則です。
生前贈与で生命保険を活用しておけばその不安もなくなるので安心です。